コミュニティマネージャー 宮﨑香帆
~取り組み概要~
以前は銭湯として地域の方々に愛され、親しまれていた「初音湯」。
現在は地方創生に携わる株式会社あわえのオフィスとしてリノベーションされています。
株式会社あわえオフィス「初音湯」
株式会社あわえが美波町のサテライトオフィスとして活動をスタートさせてから
約10年、美波町をはじめ「四国の右下」での活動をもとに全国で地方創生に関わる仕事を展開しています。
リノベーション前の初音湯
浴槽があった場所は、社員のワークスペースとして使用されており、
書類作成や来客対応まで、マルチに活躍しています。
現在の初音湯の様子
そして、脱衣所として使われていたスペースは
地域の方も自由に出入りできる交流スペースとなっています。
~サテライトオフィスを地域の憩いの場に「初音湯」開放イベント開催~
美波町を中心に地域で活動する中で
「何をしている会社なのかあんまり分からない」
「そもそも、オフィスに気軽に行くという感覚がないし、仕事中に入っていきづらい」
という地域の方の声に触れる機会が多くなってきました。
このままでは、あわえや「初音湯」が地域のみなさまにとって遠い存在になってしまうのではないか。
そこで、「初音湯」やあわえが地域の方々にとって身近な存在になれるよう、
月に1回、休日に「初音湯開放イベント」を開催することにしました。
まずは、地域の方にとって気軽に立ち寄れる場所になるように、
スマートフォンや携帯電話の使い方に関する困りごとの相談場所として開放するイベントをスタートさせました。
すると思いの他、スマートフォンや携帯電話のお悩みを持った人が多くいることが分かりました。あわえのことは知らないけれど 、悩みを解決してくれるなら。。。と、イベントに立ち寄ってくださった方がほとんどでした。
参加した地域の方からは、相談相手ができて嬉しいといった声や、昔の思い出を懐かしむ声もたくさんいただきました。
「気軽に相談できる人が増えて嬉しい」
「昔ここにお風呂に入りに来ていた」
「お風呂に入ったあとは、コーヒー牛乳を買ってもらっていた」
「ここに来やすくなった」
“スマートフォンや携帯電話の使い方相談”をきっかけに、地域の方とのコミュニケーションが増え、今では相談ごとが無くても立ち寄ってくれる方もいます。
そして、少しずつあわえの取り組みに興味を持ってくれるようにもなってきています。
~今後の展望~
地域の人が集まって生まれる様々な交流の中から、何か大きなビジネスの種が芽を出す日が来るかもしれません。
「初音湯」がそんな場所になればいいなと思っています。
まだまだ、イベントに参加してくださる人は決まったメンバーになっていますが、次のイベントはみんなで昔の写真を持ち寄ってお話しよう!など、イベントの内容も参加した地域の方と一緒に考えることが出来るまでになっています。
今は、地域の子どもたちも気軽に立ち寄りやすい場所になるようにイベント内容を検討しています。
何か一緒にしたい!
「初音湯」の中見てみたい!
少しでも興味のある方、お気軽にお立ちより頂ければ嬉しいです。
お問合せは
徳島県南部SO相談窓口(株式会社あわえ_SOコンシェルジュ)info@awae.co.jp