8月3日(木)、美波町にサテライトオフィスを構える、独立行政法人都市再生機構(以下「UR都市機構」)の大崎氏が、町内の小学生4~6年生を対象に、第2回「にぎやかそジョブチャレンジ!」(就労体験)を実施しました。
会場の様子
UR都市機構は、2018年より美波町と連携し、南海トラフ巨大地震への備えとして、津波防災まちづくりの推進を行ってきました。2021年には、サテライトオフィス「うみがめラボ」を設置し、防災だけでなく、地域活性化事業なども住民と一緒になって取り組んでいます。
第2回「にぎやかそジョブチャレンジ!」では、子どもたちは、UR都市機構の「まちづくりの仕事」を体験しました。10年後、「どんな町として有名になっていたら嬉しいか」というテーマで、それぞれに意見を書き出し、自分たちの考えた取り組みを実施したい場所に地図上で旗をさしていく、旗さしワークショップにチャレンジしました。
旗さしワークショップの様子
参加した子どもたちは、自分が出したアイディアの中から、最も自信のある一つを選び、美波町役場の職員に対してプレゼンを行いました。子どもたちは大人への発表に緊張しながらも、「どうやったら、案を採用してくれるかな」「この言い方だと分からんかな」と前向きにチャレンジしている様子でした。
プレゼンの様子
「観光客を呼び込む目線だけではなく、美波町に住んでいる住民の暮らしが良くなる目線でもプレゼンしてくれたことが良かった。」と美波町役場の職員からフィードバックを貰った子どもたちは、達成感でいっぱいの笑顔を見せてくれました。
未来の美波町を楽しく考えるだけでなく、「仕事」として事業を提案するならば、相手にどのようにメリットを伝えれば良いのか、身をもって体験いただけたことと思います。
今後予定している4回のプログラムも、たくさんの子どもたちに参加してもらい、先進的な技術をもったサテライトオフィスの仕事を体験することで、新たな発見や興味に出会っていただけたらと思います。