11月11日に徳島県南1市4町をまたいで開催されたサイクリングイベント「四国の右下ロードライド2018」で、サテライトオフィス企業・株式会社イーツリーズ・ジャパンが、競技タイムの測定を担当しました。
位置情報を確認するIoTタグを選手のゼッケンにつけ、ポイントごとに設置された受信機を通じて記録を計測。安全管理も同時に行うシステムで、人手が必要なアウトドアスポーツイベントの運営負荷を下げようというものです。
イベント運営の省力化を図りたい自治体と、自社の技術を活用する場を求めていた同社が連携して開発を進めてきたこの取り組みには、今夏以来、インターンシップ生として船田社長のもとで学んできた阿南高専専攻科の学生さんも参加。選手のゴールとともに完走書へ記録が自動印字されるシステムの開発と運用を担当しました。
徳島県のみならず全国各地のスポーツイベントでも用いられ始めているこちらのサービス。都市部から進出した企業が、自治体や教育機関と連携して地域の困りごとを解決し、さらに新しいビジネスとして育てていく。地域の人材育成としての側面も含め、今後もこのような例が生まれることに期待したいと思います。