【地方でのワーケーション(新しい働き方)のご提案!!】

2021.08.17

〜株式会社東京久栄編〜

この度、徳島県南部のサテライトオフィス(以下SO)に協力頂き、働き方や休日の過ごし方をPRする動画を作成しました!!テレワークの普及により、時間や場所を問わず働ける今、地方での仕事や生活に興味があるあなたに、自然豊かな徳島県南部をオススメします。

 

徳島県の離島、伊島1にSOを進出した、株式会社東京久栄2 の河井さんは、島での地域振興の仕事がどんどん楽しくなり、それが自分の趣味になっています。そんな河井さんのワーケーションをご紹介します。

 

株式会社東京久栄とは

株式会社東京久栄は、海の水質、どんな生物が棲んでいるか、人間の生活によって海の環境がどういう影響を受けているのかなどを調査する海洋調査会社です。

新領域推進室に所属する河井さんは、新たな事業開発のため、地域振興に着目し活動をはじめました。全く経験のないことを新しい事業として立ち上げるということで、何をどこで実施するかの検討からスタートしました。全国の海の調査で、漁師さんとの繋がりがあるため、漁村でターゲットを探すことになり、河井さん自身何度か足を運んだことのある伊島で活動することになりました。

 

伊島にSOを開設!!

地域の課題を掘り出し、ゼロから何が出来るかという模索をするためには、まずは、地域に溶け込まなければなりません。祭りや文化祭、運動会に参加し伊島の人たちと交流する機会をどんどん作っていくなかで、解決するべき課題を見つけていきました。伊島での活動を広げる中で、徳島県のSO誘致支援活動を知り、新たに伊島で古民家を借り、SOとしての地域振興の仕事がスタートを切りました。

 

「波のり伊島協議会」の立ち上げ 島民と民間企業がタッグを組んだ!

活動当初は一部の島の人としか接する機会を作れず、本音の部分を共有することが難しかったそうです。そのため、島の人と「波のり伊島協議会」を立ち上げ、河井さんはそこで事務局として活動を始めました。この協議会の目的は島に賑わいを作り出すことです。島の豊かな自然や魅力をまずは自分たちが再確認し、それをうまく発信することで外から多くの人に来てもらう狙いがあります。「島の人と一緒に活動することによって徐々に島の人と話すようになりました。協議会のことだけでなく、本音みたいなものが話せるようになってきたと思います。」東京久栄が伊島にSO進出した結果、島に新たな刺激を与え、島の人たちも一緒にみんなで伊島を盛り上げようという化学反応が起きつつあります。

 

伊島のSOでの仕事が河井さんの趣味に

「伊島での仕事がまるまる趣味のような感じなので、働き方といった部分では余暇と仕事が重なっている。島の方と一緒に新しい島の観光を作り上げることを試していきたいです。」

と語る河井さん。伊島での仕事がいつの間にか趣味になり、仕事と趣味を切り離さず丸ごと楽しまれています。地域の人と一緒になって一つひとつ課題を解決していく、会社に出勤し仕事をするというだけでは出来ない経験、これも地方にいることで味わえるワーケーションかもしれません。

 

徳島県南にぜひ!一度足を運びに来てください!!

 

 

1)阿南市HP

https://www.city.anan.tokushima.jp/docs/2010112900042/

伊島は四国最東端に位置する周囲約9.5キロメートルの島。人口は約160人。島固有種であるイシマササユリや希少昆虫の生息地になっており環境省の「日本の重要湿地500」に選定されています。

2)株式会社東京久栄HP

https://www.kyuei.co.jp