「四国の右下」若者創生協議会（以下協議会）では徳島県南部圏域へのサテライトオフィス（以下SO）誘致に先進的に取り組んでいます。

協議会の取り組みの大きな特徴は、誘致だけでなく既に進出しているSO企業に対する支援です。

『「四国の右下」右上がり研究会事業』として位置づけ、地元企業や住民、SO企業同士の連携を推進することで、新規事業の創出や進出企業の人材確保に繋げています。

この事業のきっかけは、定期的に行っているSO企業へのアンケートでした。

「進出した自治体の課題が知りたい」

「住民の声が聞きたい」

という声が多く寄せられ，企業が自社技術を活かし、地域課題の解決に携わりたい思いがあるにも関わらず、地域が抱えている課題が把握できていない状況であることが分かりました。

そこで協議会では、この状況を解決すべく『「四国の右下」右上がり研究会事業』を立ち上げました。

まずは、協議会で地域住民の声を拾い上げる為、アンケートやワークショップを行い地域課題の洗い出しを実施。課題をSO企業と共有し、解決案を募集したところ、SO企業から「地域の魅力の発信不足」や「スポーツ・健康への動機づけ」をテーマに、地域のPR動画とフィットネスバイクを組み合わせた「リアクティブ型バーチャルツアーシステム」の提案がありました。ペダルを漕ぐことで、モニターに映し出された映像が進み、地域のおすすめポイントを散策体験できる本システム。協議会の支援の元、SO企業と県南の高等教育機関も連携しながらシステム作りに取り組みました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　リアクティブ型バーチャルツアーシステム

また、SO企業が自ら地域の課題と触れる、地元企業とSO企業を繋ぐワークショップを開催しました。協議会が課題感を持っている地元企業とお繋ぎし、現地で話を伺い、SO企業が持つ技術やアイデアをもとに課題解決に向けて提案をする機会を作りました。普段関わらないような分野の意見が聞けて良かったという声が多く、これをきっかけに、ワークショップ後も継続的にSO企業の社員が地元企業の支援に携わることに繋がりました。

協議会の活動により、地域との関わりしろを作りやすい環境が広がりつつあります。四国の右下で一緒に新たな挑戦をしませんか！少しでもご興味のある方はぜひお問い合わせください。

info@awae.co.jp　徳島県南部SO相談窓口（株式会社あわえ＿SOコンシェルジュ）

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