令和3年度とくしまコワーキングコミュニティプラットフォーム全体会合を開催しました

2022.01.27

県からのお知らせ

令和3年12月14日にモラスコむぎにて、とくしまコワーキングコミュニティプラットフォーム全体会合を開催しました。

 徳島県では、県内各地に開設されるコワーキングスペースを核としたビジネスコミュニティの創出を図るため、令和元年度より、とくしまコワーキングコミュニティプラットフォーム全体会合を開催しています。

 本年度は、午前中に美波町のコワーキングスペースの視察、午後から牟岐町にあるコワーキングスペース「モラスコむぎ」を会場として全体会合を開催し、県内各市町村の担当者の皆様をはじめ、コワーキング施設運営管理者など、計25名の方々にご参加いただきました。

 

美波町コワーキングスペース視察

徳島県内最多のサテライトオフィス進出数を誇り、様々な新しい事業に取り組む地方創生の先進地、美波町のコワーキングスペースの視察を行いました。

「ミナミマリンラボ」にて美波町の取組紹介

「戎邸」視察

ボランティアガイドによる桜町通りの紹介

 

とくしまコワーキングコミュニティプラットフォーム全体会合

<第1部:県及び市町村の取組みについて>
 本会合のプレゼンターである株式会社あわえ 宮﨑 様の進行により、会合の前半では、ANAあきんど株式会社 徳島支店支店長 大山  芳香 様に、「阿波徳島ならではのWork&Vacation アワーケーションの取組について」と題し、アワーケーション業務の内容や、企業と地域事業者との「共創」をテーマとした、徳島ならではのワーケーションプラン「アワーケーション共創プログラム」についてご講演いただきました。


 続いて、本年度に公共関与型コワーキングスペースを設置した市町村を中心に、牟岐町、上勝町、東みよし町、松茂町、勝浦町、美馬市の6市町のご担当者の皆様に、各コワーキングスペースをご紹介いただき、強みや特徴などをお話しいただきました。

<第2部:意見交換会>
 会合の後半では、阿南工業高等専門学校 准教授 加藤 研二 様のファシリテーションの下、5つのグループに分かれ、グループワークを行いました。

 

 グループワークでは、徳島のコワーキングスペースの未来について考えることを目的として、

①徳島のコワーキングスペースの将来・ビジョン
②未来のために何が必要か。どうしていくべきか。
③その他(共有したいこと・聞きたいこと)

について、自由に意見交換をしていただき、その内容を発表いただきました。。

 各班からは、「利用者が少ない」「県内各施設の連携が必要」といった課題や、「単なる箱ものにならない、生きた施設に」「コワーキングスペースをただの場所ではなく、交流の場へ」「徳島を大きなコワーキング県として確立する」といったビジョンなど、様々な意見が出ていました。

  

 グループワーク終了後、USANET合同会社 さの はるか 様のグラフィックレコーディングにより、本日の振り返りを行い、最後に本会合のまとめとして加藤先生からご講評をいただき、閉会となりました。

さの様によるグラフィックレコーディング①

さの様によるグラフィックレコーディング②

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!