7月27日（木）、美波町にサテライトオフィスを構える、株式会社イーツリーズ・ジャパンの船田社長、小池氏が町内の小学生4～6年生を対象に、「にぎやかそジョブチャレンジ！」（就労体験）を実施しました。

　　　会場の様子

イーツリーズ・ジャパンは2017年2月、美波町にサテライトオフィス進出し、IoTの技術を駆使した、トライアスロンやトレイルランなどスポーツイベントの省力化システムの開発と運営をおこなっております。

「にぎやかそジョブチャレンジ！」の第1回は、IoTの技術を用いて、困っている人を助けるというイーツリーズ・ジャパンの仕事を体験しました。センサーと簡単なプログラミングを掛け合わせて、気温がある一定より高くなったことを感知すると、アラートの音がなる仕組みを作成し、動作の検査から、お客さんへの納品までの作業をやり遂げました。

参加した子どもたちは、パソコン操作にもどんどん慣れ、積極的にいろんな機能を組み合わせて、楽しみながら作業をしていました。また、「遊び」ではなく、「仕事」としてお客さんにシステムを納品するためには、どんな工夫が必要か、真剣な眼差しで取り組んでいました。

　　　プログラミングの様子

美波町がサテライトオフィス誘致を始めて以来、28社の技術を持った企業が集積していますが、人材の確保が大きな課題となっています。また、住民の中には、町内に就職先がないとの理由で町を離れる方も多くいます。美波町では様々な働き方を未来ある子どもたちに提案するとともに、人材の育成に取り組んでいきたいとの思いで、この「にぎやかそジョブチャレンジ！」事業を開始しました。今年度はイーツリーズ・ジャパン含め、6企業がそれぞれの業務や働き方を体験できるようなコンテンツで受け入れを実施します。

　　　動作確認、試験の様子

今後の5回のプログラムも、たくさんの子どもたちに参加してもらい、先進的な技術をもったサテライトオフィスの仕事を体験することで、新たな発見や興味に出会っていただけたらと思います。