「四国の右下」若者創生協議会では、徳島県と徳島県南部地域の自治体が連携し、サテライトオフィス(以下、SO)企業の誘致や連携・定着を支援する活動を行っています。
そして、徳島県南部エリア一体となって、活動を一層促進するべく、各市町の誘致担当者を集めて、研修を実施し、1年間の誘致活動の振り返りを行いました。
テレワークが普及し、オンラインで簡単に情報共有ができるようになった昨今ですが、今回の研修では、阿南市のコワーキングスぺ―ス「あなんスマート・ワークオフィス」に集まり、対面でのコミュニケーションを図りました。
実際に、「あなんスマート・ワークオフィス」を利用している企業からも、なぜこのコワーキングスペースに決めたのか、実際の使い心地はどうか、生の声を伺うことができ、現地に行ったからこそ分かる情報を得ることができました。
コワーキングスペースを利用する企業へのヒアリング
そして、それぞれの自治体の活動を共有する中で、気になる話題には質問やコメントが飛び交い、一つの話題から様々な意見が派生し、改めてオフラインでコミュニケーションを取ることの良さを感じることができました。
また、美波町のSO企業が、牟岐町や海陽町の自治体職員と連携して活動を広げたり、牟岐町のSO企業と美波町のSO企業が、新たな事業の開発に取り組もうとしていたりと、市町の域を超えた活動が広がろうとしています。
そのようなイノベーションを促進、応援することができるのも、
徳島県南部地域の強みです。これからも、県南部地域一体となって、地域の盛り上げに寄与する誘致活動を行って参ります。