三井共同建設コンサルタント株式会社の美波町での取組

2024.10.29

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総合建設コンサルタントとして、国内外の「河川・下水道」「港湾・空港」「道路・橋梁」「まちづくり」「地盤解析」「マネジメント」「保全」「環境」「情報システム」「海外業務」等の分野について数々のプロジェクトを手掛けている三井共同建設コンサルタント株式会社。

「磯焼け(藻場の喪失)」が全国的に問題視されている中、美波町もこの問題に直面しており、この問題を解決するために、美波町で一般社団法人藻藍部(もあいぶ)を立ち上げ、藻場の再生を軸としたアクションを行っています。「アイゴをつかった地場産品の開発」や「藻場・漁場再生資源の開発」を通じて、地域の発展・地球の未来のための好循環モデルの構築を目指し活動しています。

そんな三井共同建設コンサルタント株式会社が、8月2日(金)、美波町にて小学生を対象に「にぎやかそジョブチャレンジ!」を実施いたしました。

三井共同建設コンサルタント株式会社は、昨年度から「にぎやかそジョブチャレンジ!」の受け入れを行っております。 今年度の「にぎやかそジョブチャレンジ!」では、昨年度に引き続き、子どもたちに藻場再生事業を体験していただきました。

まず、三井共同建設コンサルタント株式会社が開発した、しいたけの廃菌床やムラサキウニの殻、酒粕などを混ぜた資材を石と一緒に麻袋の中に入れる準備作業を行いました。

その後、船に乗り、海藻の生えやすい浅瀬の岩場を狙って、自分たちで準備した資材を投げ入れました。

資材の投下が終わった後、三井共同建設コンサルタント株式会社の担当者から、美波町の海の現状や海藻を増やすための活動についての説明を受けました。

最近では透明で美しい海が増えている一方、青く透き通った海は栄養不足の状態であり、海藻や魚が生息しにくい環境であること、海にとって最も重要な栄養は山から流れてくることを教わりました。また、海藻を増やすためには海のバランスを整えることが重要であり、海藻を大量に摂食するアイゴを捕獲し、食用に加工する活動も行っていることを学びました。

参加した子どもたちからは、「大人と協力して作業できたことが嬉しかった」や「アイゴを食べてみたいので、さばき方を教えてほしい」といった声が寄せられました。昨年度から引き続き参加している子どももおり、今後も美波町の海藻を増やす活動に参加したいと意気込んでいました。

 

【三井共同建設コンサルタント株式会社の基本情報】

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