徳島県のサテライトオフィスが、小学館が発行している月刊のアウトドア専門雑誌「BE‐PAL」に掲載されました。
記事の中では、サテライトオフィス進出企業からの声が多数掲載されています。
「空気と水と景色のいいところで働けば、絶対に生産性は上がる。・・古民家のサテライトオフィスに滞在しますが、僕自身を含めみんな元気になって東京に戻ってきます。」(三三(株)寺田親弘社長)
「通信速度が速いので作業能率は本社と変わりません。テレビ会議を使えば意思疎通も十分図れます。それより注目したいのは、特別な空間と時間を共有することから生まれるもの。神山へきて、仕事はこなすものではなくみんなで価値を創ることだと気づいたと感想を寄せる社員もいます。」((株)ダンクソフト山下拓未さん)
「小さな会社だけど目の前のきれいな海でサーフィンができるよ。山もあるよと。こういう価値に共鳴できる技術者が世の中には何人かいるだろうと。情報の発信方法を変えたとたん、すぐにいい人材が集まりました。」(サイファー・テック(株)吉田基晴社長)
また、受け入れる地域の方たちがサテライトオフィス進出企業に寄せる期待についても語られています。
「僕らが期待するのは情報と刺激です。」
「一緒に楽しくお酒を飲んで、僕らの知らないことを教えてくれたらそれでいいんです。
僕らはそこから自立のヒントを探る。高齢過疎化の問題は住んでいる当事者が自ら解決すべきこと。」 サテライトオフィスの取組は、従来の企業誘致とも発想を変えた、徳島から始まる新たなワークスタイル、まさに、日本を変える「21世紀の働き方」に対する徳島県からの提言です。
「BE‐PAL」9月号の「ゲンキな田舎!」に掲載されました。
2012.08.13
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