関東や関西で水回りの修理、工事事業を行うライフサポート(東京)が3月、三好市池田町サラダにサテライトオフィス(SO)を開設します。顧客対応に当たるコールセンター部門を本社から移転し、地元で20人の新規雇用を予定しています。三好市へのSO進出は6社目で、県内では27社目です。
SOの名称は「ライフサポート三好オフィス」(仮称)。阿波池田駅前の商店街にある民間ビルの5階の1室(188平方メートル)に入居します。利用者からの問い合わせや受注に対応するほか、見積書や自治体への申請書といった各種書類の電子化業務にも取り組みます。
ライフサポートは2008年設立。関東、関西、東北の1都2府10県で水道設備の修理や維持管理、リフォームなどを行っています。従業員は約90人で、14年5月期決算の売上高は約16億円です。
同社は事業拡大に伴って14年3月と9月、市のSO誘致ツアーに参加。ブロードバンド環境をはじめ、地元の受け入れ態勢が整っていることなどから、SO開設を決めました。田辺功社長は「三好市の自然と人柄が決め手になった。地元活性化に少しでも貢献できれば」と話しています。
(徳島新聞 2015年1月4日)