明治大学は8日、神山町にSO「神山バレー・ランドスケープ・リサーチ・オフィス」を開設しました。
12月31までの期間限定で、建築を学ぶ大学院生が古民家を調査し、改装計画を練ります。県外の大学が県内にSOを設けたのは初めてです。
明治大学大学院理工学研究科建築学専攻の19人と青井哲人準教授(45)が来町し、SOを置く同町下分の神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックスで開設を祝った後、上分と神領、鬼籠野の古民家計4軒を見て回りました。
9日から4班に分かれて各古民家を実測し、12日に設計案の中間報告をします。
池上智?さん(23)=1年=は「古民家には宝がたくさん眠っていそう。昔の雰囲気を大切にしながら神山の活性化につながる計画を考える」と話しました。
明治大学は人口減少社会の中で、古民家を改築する需要が増えるとみて、神山町でSOを企画しました。
(徳島新聞 2015年9月9日)