2018年度は阿南工業高等専門学校が主幹校となり、徳島市で開催されることとなった全国高専プロミングコンテスト。情報コースで学ぶ学生たちが出展作品の開発合宿を美波町の城山交流施設で行いました。8月16日からおよそ2週間、サテライトオフィス企業社員をアドバイザーとしながら寝食を惜しんでシステム構築やプログラミング、さらにコンテストでの発表やPRの準備に取り組みました。
また、サテライトオフィス企業の株式会社イーツリーズ・ジャパンでは同校の本科・専攻科学生を受け入れ、最新のIoT技術を指導。これから技術者として巣立とうとしている若者たちに、より実戦的な、「開発現場の今」を伝授しました。
その他にもサイファー・テック株式会社が同校のコーオプ教育制度に参画して2名、株式会社あわえもインターンシップ1名を受け入れました。
IT企業を中心としたサテライトオフィス開設が進み、地方版IoT推進ラボにも認定されている美波町。
技術開発や事業化はもちろんですが、若者の地元就労の場を確保するという意味でもこのような地元の教育・研究機関との連携を大切にしていきたいと考えています。
サイファー・テック株式会社で実戦的なプログラム開発を学ぶ学生。
プログラミングコンテスト上位入賞に向けて行った開発合宿の様子。
株式会社イーツリーズ・ジャパンでは、スポーツとIoTを絡めた新たな商品を開発。
株式会社あわえで美波町の地方創生の事例を学ぶ学生。